How to be your own doctor

アロマ&ハーブ、ボディワーク、アトピー性皮膚炎の情報など

アトピー性皮膚炎

先週のガッテンはアトピーの人は必見です!

地味に役に立つ番組「ためしてガッテン!」。先週の内容は「美肌の大敵! 治らないニキビの正体」でした。これがすごくよかった!さすがガッテン、安定のクオリティです。 美肌の大敵! 治らないニキビの正体 : ためしてガッテン - NHK ニキビのように見えて…

耳のアトピーは耳鼻科、皮膚科どっち?

あたたかくなってきましたね。歩いていると暑い時もあるくらい。 こういう季節の変わり目は、アトピーが悪化しやすいので、気をつけてくださいね。清潔な濡れタオルでこまめに汗を拭きましょう! それでは今日のテーマ、耳のアトピーの話です。 人間の病院は…

アトピー・敏感肌のためのベースメイク入門

過去エントリ、 アトピー・敏感肌のためのシャンプー講座 - How to be your own doctor アトピー治療中の化粧水はどんなのがいいの? - How to be your own doctor このあたりをたくさんの方に読んでいただいているみたいなので、本日は「アトピー・敏感肌の…

花粉の季節になりました

花粉症の季節がきましたね。黄砂やPM2.5の影響もあるのか、花粉症で苦労されている方は身近な所でも多いです。 会社で、「すごい鍼灸院があって、そこで花粉症の鍼を打ってもらったら3か月も効いた。ただし、超混んでいるのでいつ空きがあるかわからない」…

ネガティブ思考から抜け出すための「認知行動療法」

ふだんあまりテレビを見ないんですが。土曜日にいろいろ面白い番組がやっていたので、ちょっとずつご紹介。 九州のローカル健康番組「とっても健康ランド」で、摂食障害を取り扱っていました。過食や拒食などの摂食障害は、精神疾患の中で一番死亡率が高いん…

アトピー・敏感肌のためのシャンプー講座

本日は、シャンプーについて。頭皮はトラブルが起きやすいので、どんなシャンプーがいいのか、どういう風に頭を洗えばいいのかいろいろ疑問もあると思います。 まず、洗う順番ですね。シャンプーは体を洗う石けんより洗浄力が強いので、体を洗う前に頭を洗っ…

アトピー・敏感肌のための保湿案内

冬ですね。職場がオーストラリア並に乾燥しているので、体調によってはカサカサして困ってしまいます。 今日はおすすめの保湿などご紹介。 まずは、皮膚科でもらうヒルドイドソフト軟膏。ヘパリン疑似物質が入っており、しっかり保湿できます。最近の皮膚科…

薬と毒は同じもの

昨日のアドラーのエントリを書きつつ思ったことなど。 「自己啓発」というと、どうしてもうさんくさイメージだと思います。でも「自己啓発」のノウハウは、気持ちを切り替えたり、視点を変えたりするのに、とても役に立ちます。 でも、薬はいつだって、毒に…

過去じゃなくて今だとアドラーは言う

日本ではあまりメジャーではない心理学者、アルフレッド・アドラーを紹介するおもしろい記事があったのでご紹介です。 欧米ではフロイト、ユングと並び「心理学界の三大巨頭」と称されているそうですが、わたしも人に教えてもらうまで、聞いたことがありませ…

敏感肌やアトピーにおすすめの化粧水

「アトピー 化粧水」で調べて、「アトピー治療中の化粧水はどんなのがいいの?」のエントリにきてくださる方が多いようなので、今日は化粧水について。 皮膚科で塗り薬をもらっているときは、薬の効き目を邪魔しないように、シンプルな保湿のみの化粧水を使…

アトピーにおすすめ「甜茶・シジウム・しそ茶」

ブログの閲覧者数が1000人を越えました!みなさまありがとうございます。 アトピーの知人から、「最近ちょっとひどいからおすすめのものがあったら教えて」と相談があったので、オーソドックスに甜茶ブレンドティーをプレゼント。 花粉症のシーズンオフ…

アトピー性皮膚炎の記事まとめ

ちきりんさんの企画「伝えたいメッセージを文章にする」に参加したのですが、たくさんの方に読みに来ていただいているようでびっくり。 ありがとうございます! アロマテラピー検定の勉強をしていて思い出した、ハーバリスト(薬師)が主役の国産ファンタジ…

アトピー治療中の化粧水はどんなのがいいの?

アトピーの話もした方がいいのでは?とのことで、今日はアトピー治療中の化粧水の選び方です。 ステロイド外用薬を使った治療の際の、保湿についてですね。 ステロイドを塗る前に化粧水で保湿をするわけですが、化粧水は病院でもらいません。 敏感肌用、自然…

アトピー改善におすすめボディワーク 自力整体②動画

超おすすめの自力整体。 アトピーや自律神経失調症だけでなく、反り腰(腰痛)や肩こり、あとパソコンワークや受験生の方は、「手首ほぐし」だけでも毎日やれば、かなり楽になると思います。 「手首ほぐし」をやってみると、あまりに硬くなっているのにびっ…

アトピー改善におすすめボディワーク 自力整体①

ようやくボディワークのご紹介まで来ました!長かった~ ボディワークなんてやったことない、という方にもおすすめなのが、「自力整体」です! 自力整体とは、東洋医学の指圧や日本の整体技術をベースに、矢上裕氏が考案したものです。1990年ごろから指導さ…

アトピー関係のサイトのリンク集

アトピー性皮膚炎に関するリンク集。管理人が参考にしたお役立ちサイトのまとめです。 医師免許を持っている正規の医師の方でも、「なにがどうなってこうなったんだろう…」と思うような不思議な理論を展開していたりして、アトピーの世界は本当に油断なりま…

アトピー性皮膚炎の標準治療や薬について、参考文献いろいろ

アトピーに関する本でいいものをまとめてご紹介。 「あきらめない! アレルギー治療―食物アレルギー・花粉症・アトピー性皮膚炎」 2012年刊。NHKの特集をまとめたものです。さすがNHK、すばらしい完成度です。標準治療や検査、患者さんへのインタビュー、興味…

自律神経調整のやり方

①交感神経優位の状態になった時(頭に血が上った状態)、副交感神経優位の状態に、自分で切り替えるテクニックを身につける ②緊張状態のからだをゆるめて、興奮しにくい体質に改善する このふたつのために、具体的になにをすればいいでしょうか? ①も②も、自…

アトピーと自律神経

アトピー性皮膚炎の方は、肌の炎症だけを治しても、「アトピーを悪化させ、悪い状態をキープもの」を取り除かないと、また再発してしまう可能性があります(自然治癒も、もちろんありえます。癌にも稀に自然治癒があるくらいですから)。 長年自分自身のアト…

年齢別アトピーの悪化要因

アトピー性皮膚炎は、皮膚炎であると同時に自律神経失調症でもある。 ただし、乳幼児のアトピーには当てはまりません。赤ちゃんは、まだ体が歪んだり肩こりしたりしていません。そもそも筋肉もあんまりないです。 アトピーの悪化要因は、以下のように年齢に…

からだの歪みと自律神経の関係

今日の内容は、からだの歪みが自律神経にどう影響するか。ちょっとボディワークに近づいてきましたね。 自律神経系のバランスが崩れると、 動悸、便秘や下痢、発汗、頭痛、微熱、過呼吸や酸欠感、めまい、生理不順、微熱、肩こりや筋肉の痛みといった体の症…

アトピーの検査

なかなかボディワークまでたどり着きません(笑) 今日はアトピーの検査について。 アトピーの検査には、色々な方法があります。 ①血液検査。RAST検査、TARC検査 ②皮膚試験。プリックテスト、パッチテスト ③角質水分量の測定 ④合併する感染症、眼合…

病院選びのコツ

ステロイド外用薬の正しい使用量は、思っているよりかなり多いです。かなりべったり塗ります。知らないと、薄く塗ってしまい、効果はあまりは出ません。 チューブから、大人の指先の関節1つ分の長さを出した量(約0.5g、1 FTU=Finger Tip Unit:フィンガー・…

アトピーって難しい病気なの?

効果的な治療法が確立されているのに、なぜ難しい病気という印象が大きいのでしょうか?私の長年の治療での経験をまじえて想像してみるに、こんな理由じゃないかと思います。 ①ステロイド外用薬の副作用の、根拠のない偽の情報が、マスコミを通じて全国的に…

アトピー性皮膚炎の標準治療について

アトピーの効果的な治療法は、すでに確立されています。それが「標準治療」です。標準治療とはなんでしょう? 標準治療とは、科学的根拠に基づいた観点で、現在利用できる最良の治療であることが示され、ある状態の一般的な患者さんに行われることが推奨され…

アトピー性皮膚炎の治療方法いろいろ②(標準治療以外)

前回から、アトピーの治療方法のご紹介の続きです。 おさらい ①皮膚を清潔に保ち、ていねいなスキンケアで肌の潤いを保つ。 ②皮膚バリア機能を正常に戻すため、皮膚の炎症を抑える外用薬による薬物治療を行う。 ③症状を悪化させるアレルゲンなどの因子を探し…

アトピー性皮膚炎の治療方法いろいろ①

アトピー性皮膚炎には、主に二つの要因があるとされています。①皮膚バリアの機能の異常、②アレルギー炎症です。何らかの理由で皮膚が傷つき、そこから侵入した皮膚刺激物やアレルゲンによって炎症が起きているのです。また、管理人は、アトピーは自律神経失…

アトピー性皮膚炎の基本情報おさらい③最近の研究でわかったこと

日本皮膚科学会の定義などにはまだ反映されていませんが、最新の研究でわかったことを補足しておきます。ニュースにもなりましたし、NHKスペシャル「アレルギーを治せ」で詳しい話がされていたので、ご記憶の方も多いと思います。 2006年、ダンディー大学…

アトピー性皮膚炎の基本情報おさらい②アトピー素因

アトピー素因とはなんでしょうか? こちらも日本皮膚科学会の定義を見てみましょう。 1)家族歴・既往歴きおうれき (気管支喘息、アレルギー性鼻炎・結膜炎、アトピー性皮膚炎のうちのいずれ、あるいは複数の疾患)または2)IgE抗体を産生し易い素因。 つま…

アトピー性皮膚炎の基本情報おさらい①定義

とりあえず、アトピー性皮膚炎の基本情報からおさらい。ボディーワークに関しては、もうちょっと先になります。 アトピー性皮膚炎とはどのような病気でしょうか?日本皮膚科学会「アトピー性皮膚炎の定義・診断基準」のアトピー性皮膚炎の定義(概念)は、以…