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アトピー性皮膚炎の治療方法いろいろ②(標準治療以外)

前回から、アトピーの治療方法のご紹介の続きです。

おさらい

①皮膚を清潔に保ち、ていねいなスキンケアで肌の潤いを保つ。

②皮膚バリア機能を正常に戻すため、皮膚の炎症を抑える外用薬による薬物治療を行う。

③症状を悪化させるアレルゲンなどの因子を探し、身の回りからできるだけ除く。

④アトピー素因が発現しにくいよう、生活を改め体質改善。

⑤ストレスを感じて掻いてしまうことを避けるため、ストレスコントロール、自律神経調整の方法を身につける。

えーと、①~③は説明したので、④と⑤についてですね。

④は、食事や生活リズムです。体質改善といっても、生まれ持った、遺伝的な「体の設計データ」を変えることはできません(遺伝子を書き換えることは不可能なので)。自分の体質の弱い部分をフォローする生活をしょう、ということです。「体質改善」より、「体質サポート」といった方が正確かな。
自分に合うヨーグルト(乳酸菌)を食べて腸内環境を整える、ビタミンと繊維質を摂取するために、白米を麦飯や雑穀米にかえる、ファーストフードばかり食べない、清涼飲料は控える、睡眠時間はしっかり取る、寝る直前に脳が興奮するようなこと、ネットしたりゲームしたりサスペンスなテレビ番組を見たりしないなど。すごく、ふつうな内容です・・・
自分でも気づかない、意外な食べ物や習慣が合っていなかったりするので、食事、体調、体温、睡眠時間、その日したことをなど簡単に記録して、分析してみるといいと思います。

⑤は、自律神経の鎮静の方法として、ボディワークなどからだの調整法を学びます。ワーッと興奮して思わず掻く、というのをなくすため、「興奮を自分で鎮静できる」ようになるのが目的です。また、掻くことが癖になっている「 嗜癖的掻破しへきてきそうは行為」の方は、それを止めるために、行動療法などを利用して、自己コントロール法を身につけるといいでしょう。

当ブログは、主に④「体質改善・体質サポート」と、⑤「ストレスコントロール、自律神経の鎮静の方法」を中心に紹介していこうと思います。

希望としては、アトピーやアレルギーの治療で、ボディワークに取り組むのが当然になってほしい。「ボディワーク?するよ。そんなの当然だよ!」という風になってほしいですね!