How to be your own doctor

アロマ&ハーブ、ボディワーク、アトピー性皮膚炎の情報など

年齢別アトピーの悪化要因

アトピー性皮膚炎は、皮膚炎であると同時に自律神経失調症でもある。

ただし、乳幼児のアトピーには当てはまりません。赤ちゃんは、まだ体が歪んだり肩こりしたりしていません。そもそも筋肉もあんまりないです。

アトピーの悪化要因は、以下のように年齢によって違います。

2歳未満/2~12歳
①食物、②発汗、③環境因子、④細菌・真菌など

2~12歳/13歳以上
①環境因子、②発汗、③細菌・真菌、④接触抗原、⑤ストレス、⑥食物など

赤ちゃんのアトピーは、食物アレルギーの側面が大きいですね。大人になると、そうでもありません。

食物アレルギーあるいは食物不耐性は、2歳未満の子供に見られますが、成長し、腸管の機能が成熟するとともになくなっていきます。そして年齢とともに、環境因子が大きな原因となり、乳幼児に見られなかった「ストレス」が悪化要因として挙げられています。

ちなみに、悪化要因として上位に入っている「発汗」ですが、汗をかくこと自体は悪くない、というかむしろいいことです。体に備わっている発汗機能は、使わないと肌に悪いですし、代謝もよくなります。それに、エネルギーを発散すれば、気分もスッキリしますしね。

汗をかいて、ほこりなどが溶けこんだ状態の肌をそのままにしておくことが、悪化要因といえます。汗をかいたら、シャワーを浴びて保湿し、薬をきちんと塗りましょう。