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How to be your own doctor

アロマ&ハーブ、ボディワーク、アトピー性皮膚炎の情報など

ハーブを性質で分類すること

アロマとハーブの歴史(世界)

イギリスのハーバリストの先駆け ウィリアム・ターナー」に、ターナーがハーブを「乾性・熱性・湿性・冷性」の度合いによって分類したことについて加筆しました。書き忘れてた。

この分類は西洋の伝統医療の考え方なんですが、日本ではほとんど知られていないと思います。古代ギリシャヒポクラテスにはじまり、現在ではイスラム世界の「ユナニ医学」に残っています。

「乾・熱・湿・冷」の四大性質、「風・水・火・土」の四元素、「多血質、粘液質、黄胆汁質、黒胆汁型」の四つの体質、これらをベースに理論が組み立てられています。ですので、ハーブを「乾性・熱性・湿性・冷性」の度合いで分類することは、ターナーのとっぴな思い付きではありません。

ハーバリズムの根本には、薬草によって患者のバランスとハーモニーを正常に復するという考え方があります。

患者に足りない性質のハーブ、病気と逆の性質のハーブを処方するわけですね。主観的にとらえられる植物の温度と味は、古代ギリシャやインド、中国の医療でも重視されてきました。この主観的・エネルギー論的なハーブの性質の解釈は、 中世と通じてずっと、ハーブの用法の解明に利用されてきました。

ターナーだけでなく、ジェラードも「トリカブトとニンニクは第四度の熱性および乾性」を持つ、「ニンニクはすべての寒性の毒に対抗するもの」という風に、ハーブの性質を説明しています。このハーブの性質の情報が、現代では注目されていないのはとても残念。どんな分類なのかくわしく知りたい・・・!

たとえばニンニクは、1957年にアリシンという強力な抗菌成分が含まれていることがわかり、ジェラードの主張を裏付ける結果になりました。「乾・熱・湿・冷」の度合いによるハーブの分類は、長い歴史の結果なので、重要な知見が色々あるはずなんです。ガイアブックスとかフレグランスジャーナルから本が出ないかなぁ。

ハーブ医学入門

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  • 作者: マイケルマッキンタイアー,衣川湍水
  • 出版社/メーカー: フレグランスジャーナル社
  • 発売日: 1991/02
  • メディア: 単行本
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 ちなみに生姜は、加熱したものは体を温めますが(陽)、生の生姜は体を冷やします(陰)。生だと一時的に体が温まり、その後体温が下がります。漢方では解熱剤だそうです。

ためしてガッテン!」で昔特集していたんですが、体が温まると思って生の生姜を大量にとっている人がいて、漢方医の先生がすごい顔になっていました(笑)