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オリンピックとヒーローズ

オリンピックが始まりましたね。今男子スノーボードを見ていますが、「人間ってこんなことができるんだ・・・」と呆気にとられる思いです。すごすぎる。

開会式も見ましたが、すばらしかったです。ちょっとシルク・ド・ソレイユを思い出すような鮮やかな色づかいで、バレエやロシア・アバンギャルド、舞台芸術の伝統が生かされていて、とても綺麗でした。バレエ音楽っていいですね。聞いているとウキウキしてきます。最後の「白鳥の湖」の踊りだけは、なぜかスーフィーイスラムの旋回舞踊)みたいになっていましたが・・・

開会式で流れたロシアの歴史のショートフィルムが、ごつい男たち+添え物にちょっとだけ美少女という構成だったので、「ああ、ロシアってまだ、価値観が先進国ではないんだよなぁ」と感じました。もちろん、おばさんなんて出てきません。日本の女性の扱いも大概ですが、ロシアの女性も大変なんだろうな~

「あらゆる世代の男女をバランスよく出そう。みんなの力で、この国はできたんだから」とならないところが、これからの国という感じかな。かっこいいおばさんを描く、というのが、エンターテイメントには必要だと思います。もちろん日本もね!

職業ヒーローがショーとして活躍する世界を描いた、アニメ「TIGER & BUNNY」の劇場版が今日から公開されていますが、このアニメのヒーローズも、おばさんはいないんですよね。

元気な女の子、勝ち気な女子高生、根暗な美少年、天然の好青年、ツンデレなハンサム、かっこいいオカマ、ベテランでちょっと落ち目、でもやるときはやるおじさんたち、という構成。素敵なオカマはいるけど、おばさんはいないんです。職業ヒーローは、肉体労働で人気商売だからというシビアな理由はあるけど、ここでおばさんヒーローを魅力的に描けていたら、とてもよかったと思う。

もちろん、「TIGER & BUNNY」自体はとってもおもしろいです。バディ物っていいですね!劇場版、今日しか見に行けそうになかったので見てきましたが、おもしろかった。胸熱でした・・・

かっこいいおばさんといえば、『守り人』シリーズのさすらいの女傭兵バルサですが、原作では、ぼさぼさの髪のかっこいいおばさんだったのに、アニメ化されたときは、ツヤツヤの唇のナイスバディな美しき女戦士になっていて、悲しかった。

一見荒々しそうなバルサが、孤立無援の皇子を、仕事を越えて守るところがいいのにね~

精霊の守り人 (新潮文庫)

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