アトピー・敏感肌のためのベースメイク入門
過去エントリ、
アトピー・敏感肌のためのシャンプー講座 - How to be your own doctor
アトピー治療中の化粧水はどんなのがいいの? - How to be your own doctor
このあたりをたくさんの方に読んでいただいているみたいなので、本日は「アトピー・敏感肌のためのベースメイク入門」をおとどけいたします!
大人になると、社会人としてメイクが必要になりますが、アトピーだったり敏感肌だったりすると、ベースメイクでさえ大変です。
わたしもアトピーだったとき(今はほとんどないんですが、)いろいろ試行錯誤して、「これ!」というスタイルができたので、ご紹介いたします。
たぶん合う方も多いのではないかと思います。負担少な目です!
まず朝の洗顔ですが、夜化粧を落としているので、朝まで石鹸で洗う必要はありません。水かぬるま湯で洗って(お湯はNG)、タオルを当てる感じでやさしく水分を拭ったら、化粧水、乳液or美容液、必要な人はクリームを塗って、ここで肌が吸収するまでいったん5分くらい待ちます。あわてて次の作業に進むと、ちゃんと保湿されませんので、ギリギリに起きないように(笑)化粧水と乳液乳液or美容液の間も、浸透するまでちょっと時間おいてください。
そしてベースメイク。
ベースメイクは「ベージュ系の日やけ止めクリーム」か、「UVカットできるベージュ系化粧下地」を使います。ベースメイクはあくまであっさりなので、白い日焼け止めを使うと白浮きしてしまうので。
「日焼け止め」と「化粧下地」、どっちも同じじゃない?という感じではありますが、確かにあんまり変わらないです。匂いとか質感とか、合うものを探しましょう。
↓わたしが使っているのはこれ
「リボンハイム ライトスムースベース 30g」は、ほんのり肌色で、気になる白浮きがなく、ファンデーションの仕上がりを引き立てるUV化粧下地です。汗・水に強いウォータープルーフタイプ。なめらかにのび、皮脂吸着パウダーにより、テカリや化粧くずれを防ぎます。植物性うるおい成分(ユキノシタエキス・ヨーロッパシラカバ樹皮エキス・ユズ果実エキス)などを配合。お肌のうるおいを守ります。SPF20、PA++。
日焼け止めクリームの匂いが苦手なんですが、これはあまり匂いもなく、肌への負担も少なく、しかもお手頃です。薬局では見かけないですが、amazonとかケンコーコムで入手OK。
○カサつく肌を潤いで整え化粧のりを良くして仕上がりを持続させる低刺激性の化粧下地
○潤い成分『潤浸保湿セラミド機能成分』配合。○角層保護膜成分配合。キメの乱れをなめらかに整えます。
○『潤いコート微粒子』がカサついた肌にもなめらかに密着し、自然なツヤのある肌に仕上げます。
○肌色補正成分配合。気になる赤みや色ムラ、くすみも自然にカバー。
○SPF10・PA+
○紫外線吸収剤無配合・アルコールフリー・無香料
ちょっと高いですが、こちらは薬局でも手に入りやすいかな。SPFは低め、アトピー・敏感肌の方に愛用されています。
そして、化粧下地→ベージュ系のフェイスパウダーで終わりです!
何重にもベースメイクをすると負担が大きくなるので、丁寧にしっかりぱふぱふします。
パウダーは、太陽の光を反射するので日焼け止め効果があり、肌への負担を減らせます。
かなりいろいろ試しましたが、ノブ プレストパウダーUV ルーセントに勝るものはありませんでした。これはすばらしいです!ふだん使っている化粧品の中では、一番高めなんですが、替えようがありません。
というか、何度か替わりになるものないかな?と浮気したんですが、そのたびに泣きながらノブに戻る羽目に(笑)
フェイスパウダーは、自然派のミネラルパウダーだと、皮脂をうばわれてカサカサになったりするので、自然だからオススメというわけでもありません。ミネラルのファンデーションを使ったとき、かさついてびっくりしました!
ただし、ノブのプレストパウダーは、付属のパフではなく、化粧筆を使うのがコツです。パフを使うと、イマイチ綺麗にカバーできず、性能が半分くらいしか発揮できません。いい化粧筆を使うと、綺麗な薄付きができます。
化粧筆は安いものもありますが、ずっと使えるし、いいものを使った方がいいと思います。デパートで実物見てみるといいかも。口紅も、細い化粧筆を使うときれいに塗れますよ~
ベースメイク続き。
保湿がおわったら、日焼け止めクリームか化粧下地を塗ります。顔に汗をかいていたら、フェイスパウダーの前にティッシュオフ。
そしてふとめの化粧筆で、フェイスパウダーをのせます。化粧筆を使えば、薄くてもかなりきれいに仕上がりますよ。骨のラインに沿って筆を運ぶと、やりやすいと思います。
使い終わったら、化粧筆に残ったよけいなパウダーを払います。
ご使用の都度、手のひらで筆の表面をやや強めにはたき、粉を落とします。落ちきらないときは、テーブルに敷いたティッシュの上で筆の表面だけを滑らせるように優しくふき取ります。強く擦りつけると毛が傷み、毛切れの原因になりますのでご注意ください。
↓詳細はこちら
化粧直しをするときは、
- アイスノンにまいた濡れタオルで、汗や汚れをやさしくオフします。タオルで拭くというより、顔に当てる感じで。タオルごと凍らせて持ち歩くといいです。
- 化粧水で保湿します。化粧水は、ミニスプレーボトルに入れて携帯すると便利。かさついている箇所は、乳液やクリームで保湿します。
- 頬骨~鼻のラインに日焼け止めクリーム。全体に塗ってもいいし、はぶいてもOKです。
- 余計な水分をティッシュオフ。
- 化粧筆でフェイスパウダーをのせる。
- ポイントメイク
出先では、携帯用の化粧筆があると便利です。
匠の化粧筆コスメ堂 熊野筆メイクブラシ 携帯用スライド式 灰リス100%フェイスブラシ【RSシリーズ】
- 出版社/メーカー: 匠の化粧筆コスメ堂
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
- この商品を含むブログを見る
いろいろ試して、自分に合うベースメイクの方法を探してください。あと、忘れがちなのが使用期限。化粧の頻度が低いと、化粧品もなかなか減りませんが、何年も使えるものではないのでご注意を~
どうやって使い切る!?意外と短いコスメの寿命 - NAVER まとめ
乳液も化粧水も、期限は封を開けて2カ月弱か・・・あまり大入りのものは買わない方がいいですね。思い切ってじゃぶじゃぶ使っちゃおう!そして化粧するときは、まず手を洗うことが必須です。