How to be your own doctor

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ボディワークの注意点

薬は、使い方を誤れば毒にもなります。

よく効く薬であるボディワークと呼吸法の、注意すべき点も知っておきましょう。まずはボディワークの注意点。

 

ボディワークを行う際の注意点は、主に4つあります。

 

指導者の注意を守らないこと

「風邪や生理中はやらないでください」といわれて(書かれて)いるのにやる、とかですね。注意は守ってください。

 

自己流のセッション

今はいろいろなDVDが発売されていて、とても便利ですが、独学にはむずかしい面もあります。間違ったやり方・間違った姿勢で行ったり、段階を踏まず、一足とびに高いレベルのボディワークをしたりすると、体を痛めてしまうことがあります。体験レッスンなどもありますし、太極拳などは公民館や体育館のサークルも多いので、ぜひ一度実際に指導を受けてみてください。難しい時は、自分がやっている姿を録画して見てみるのもいいと思います。

 

そのボディワークが合わないのに続ける

意外と盲点になりやすい危険性です。膝や腰や関節が痛くなったり、生理の周期が乱れるなどがあったら、一度中止して、様子を見てみてください。

色々な体型の人、色々な人種の人がいるのだから、ボディワークにも、合う合わないというのはあります。そして指導者は、そのボディワークが合っていて、自身の不調が改善したり、そのワークがすごく好きだったりする人なので、「合わない人がいる」というのを見落としがちだし、認めない人もいます。「平等」「差別しないこと」を重んじるあまり、個人差を無視する人もいます。

ちなみに、西洋人やインド人と日本人では、手足の長さが違うので、同じヨガのポーズでも、かなり違う感じになってしまいます(ですので、ヨガブロックは積極的に使うといいと思います)。太極拳は、足が長い西洋の方は、重心を低い位置で取りにくいようでした。おもしろいですね。

わたしはアシュタンガヨガで生理不順になったのですが、アシュタンガヨガは、体力がつき気分が爽快になるので、なかなか原因だと気づきませんでした。先生に相談してみても、「そういうことはない」という返事だったので・・・インドまで勉強に行かれている、熱心な先生だったのですが、夢中すぎて危険が見えないような印象でした。

自身が指導するボディワークの危険性を理解して、注意をうながしてくれる先生もいらっしゃいますが、自分で常に、自分のからだに注意をはらってください。やってみて不調を感じたら、ちょっとやめて、調子を見てください。

筋肉がガチガチの人は、血流が急に良くなって、気分が悪くなることもあるので、見極めが難しいかもしれませんが、よくなる過程の一時的なものなのか、故障や不適合なのか、よく考えてください。このボディワークは合わないな、と感じたら、また別のものを試せばいいと思います。見極め方は、薬のにおける「副作用かどうかの判断」が参考になるかな。

 

ボディワークのやりすぎ 

体調が良くなったり、スタイルが良くなったりすると、うれしくて過度に行ってしまうことがありますので、注意しましょう。ほどほどがベストです

健康にすごすためにボディワークをしてるのか、それともボディワークをするために生きているのか。

取り違えてしまうと大変です!