How to be your own doctor

アロマ&ハーブ、ボディワーク、アトピー性皮膚炎の情報など

2013-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ボディワークの注意点

薬は、使い方を誤れば毒にもなります。 よく効く薬であるボディワークと呼吸法の、注意すべき点も知っておきましょう。まずはボディワークの注意点。 ボディワークを行う際の注意点は、主に4つあります。 ①指導者の注意を守らないこと 「風邪や生理中はやら…

自律神経とボディワーク

そもそもボディワークとは何ぞや?ということですが・・・ マッサージをさす人もいれば、体操やヨガなどをさす人もいます。ここでは、「体を楽にするために体を動かす、自分で行うワーク」のこと、ということで話を進めていきたいと思います。ボディーワーク…

アトピー関係のサイトのリンク集

アトピー性皮膚炎に関するリンク集。管理人が参考にしたお役立ちサイトのまとめです。 医師免許を持っている正規の医師の方でも、「なにがどうなってこうなったんだろう…」と思うような不思議な理論を展開していたりして、アトピーの世界は本当に油断なりま…

アトピー性皮膚炎の標準治療や薬について、参考文献いろいろ

アトピーに関する本でいいものをまとめてご紹介。 「あきらめない! アレルギー治療―食物アレルギー・花粉症・アトピー性皮膚炎」 2012年刊。NHKの特集をまとめたものです。さすがNHK、すばらしい完成度です。標準治療や検査、患者さんへのインタビュー、興味…

自律神経調整のやり方

①交感神経優位の状態になった時(頭に血が上った状態)、副交感神経優位の状態に、自分で切り替えるテクニックを身につける ②緊張状態のからだをゆるめて、興奮しにくい体質に改善する このふたつのために、具体的になにをすればいいでしょうか? ①も②も、自…

アトピーと自律神経

アトピー性皮膚炎の方は、肌の炎症だけを治しても、「アトピーを悪化させ、悪い状態をキープもの」を取り除かないと、また再発してしまう可能性があります(自然治癒も、もちろんありえます。癌にも稀に自然治癒があるくらいですから)。 長年自分自身のアト…

年齢別アトピーの悪化要因

アトピー性皮膚炎は、皮膚炎であると同時に自律神経失調症でもある。 ただし、乳幼児のアトピーには当てはまりません。赤ちゃんは、まだ体が歪んだり肩こりしたりしていません。そもそも筋肉もあんまりないです。 アトピーの悪化要因は、以下のように年齢に…

からだの歪みと自律神経の関係

今日の内容は、からだの歪みが自律神経にどう影響するか。ちょっとボディワークに近づいてきましたね。 自律神経系のバランスが崩れると、 動悸、便秘や下痢、発汗、頭痛、微熱、過呼吸や酸欠感、めまい、生理不順、微熱、肩こりや筋肉の痛みといった体の症…

自律神経とは?

ようやくボディワーク・・・に入る前に、自律神経とアトピーの関係について。 理科や生物で習った方も多いと思いますが、自律神経とは何か、ちょっと復習です。 人は、緊張したり興奮したりすると、心拍数や呼吸が速くなります。一方で、気分が落ち着くと、…

アトピーの検査

なかなかボディワークまでたどり着きません(笑) 今日はアトピーの検査について。 アトピーの検査には、色々な方法があります。 ①血液検査。RAST検査、TARC検査 ②皮膚試験。プリックテスト、パッチテスト ③角質水分量の測定 ④合併する感染症、眼合…

患者と医師ではそもそも前提が違う

わたしが尊敬するちきりん氏のブログで、おもしろい記事があったのでご紹介。医療分野の専門家と一般人のもつ前提の違いについてのエントリです。 すれ違う前提 (医療編) 治療に関する意思決定では、病気になった自分が“主役”です。自分の人生や生活をどう…

お医者様の言葉をどう受け取るか

西洋医学のお医者さんから治療を受けていて困るところは、いつも「もしも」のことを念頭に置いて、話をされることが多い点でしょうか。悪化する可能性が少しでもあると、悪化する前提で話をされたりします。症状がよくなってきていても、 「気を抜かないで。…

病院選びのコツ

ステロイド外用薬の正しい使用量は、思っているよりかなり多いです。かなりべったり塗ります。知らないと、薄く塗ってしまい、効果はあまりは出ません。 チューブから、大人の指先の関節1つ分の長さを出した量(約0.5g、1 FTU=Finger Tip Unit:フィンガー・…

アトピーって難しい病気なの?

効果的な治療法が確立されているのに、なぜ難しい病気という印象が大きいのでしょうか?私の長年の治療での経験をまじえて想像してみるに、こんな理由じゃないかと思います。 ①ステロイド外用薬の副作用の、根拠のない偽の情報が、マスコミを通じて全国的に…

アトピー性皮膚炎の標準治療について

アトピーの効果的な治療法は、すでに確立されています。それが「標準治療」です。標準治療とはなんでしょう? 標準治療とは、科学的根拠に基づいた観点で、現在利用できる最良の治療であることが示され、ある状態の一般的な患者さんに行われることが推奨され…

アトピー性皮膚炎の治療方法いろいろ②(標準治療以外)

前回から、アトピーの治療方法のご紹介の続きです。 おさらい ①皮膚を清潔に保ち、ていねいなスキンケアで肌の潤いを保つ。 ②皮膚バリア機能を正常に戻すため、皮膚の炎症を抑える外用薬による薬物治療を行う。 ③症状を悪化させるアレルゲンなどの因子を探し…

アトピー性皮膚炎の治療方法いろいろ①

アトピー性皮膚炎には、主に二つの要因があるとされています。①皮膚バリアの機能の異常、②アレルギー炎症です。何らかの理由で皮膚が傷つき、そこから侵入した皮膚刺激物やアレルゲンによって炎症が起きているのです。また、管理人は、アトピーは自律神経失…

アトピー性皮膚炎の基本情報おさらい③最近の研究でわかったこと

日本皮膚科学会の定義などにはまだ反映されていませんが、最新の研究でわかったことを補足しておきます。ニュースにもなりましたし、NHKスペシャル「アレルギーを治せ」で詳しい話がされていたので、ご記憶の方も多いと思います。 2006年、ダンディー大学…

アトピー性皮膚炎の基本情報おさらい②アトピー素因

アトピー素因とはなんでしょうか? こちらも日本皮膚科学会の定義を見てみましょう。 1)家族歴・既往歴きおうれき (気管支喘息、アレルギー性鼻炎・結膜炎、アトピー性皮膚炎のうちのいずれ、あるいは複数の疾患)または2)IgE抗体を産生し易い素因。 つま…

アトピー性皮膚炎の基本情報おさらい①定義

とりあえず、アトピー性皮膚炎の基本情報からおさらい。ボディーワークに関しては、もうちょっと先になります。 アトピー性皮膚炎とはどのような病気でしょうか?日本皮膚科学会「アトピー性皮膚炎の定義・診断基準」のアトピー性皮膚炎の定義(概念)は、以…

アトピー性皮膚炎とボディワークについてのブログです

このブログでは、アトピーとうまく付き合い、症状を最小限に抑える方法を書いていこうと思います。情報のまとめノートのようなものです。 私は小学生のころから20代半ばまで、アトピーで困っていました。きょうだいにもアトピーの人がいるので、遺伝的にア…