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自律神経とは?

ようやくボディワーク・・・に入る前に、自律神経とアトピーの関係について。

 

理科や生物で習った方も多いと思いますが、自律神経とは何か、ちょっと復習です。

 

人は、緊張したり興奮したりすると、心拍数や呼吸が速くなります。一方で、気分が落ち着くと、これらの運動は収まります。 これらの運動は、自分の意思とは関係なく、体が勝手に(不随意ふずいいに)行なっているものです。このような運動を司る神経を、自律神経系と言い、循環、呼吸、消化、発汗・体温調節、内分泌機能、生殖機能、および代謝などを支配しています。自律神経系は、脳や脊髄せきずいに生じた興奮を、自動的に筋肉や分泌腺に伝え、各機関の働きを強めたり、抑えたりします。

交感神経系副交感神経系という2つの神経系からなり、両方ががひとつの臓器を支配することも多くなっています(二重支配)。

交感神経系と副交感神経系の役割として、以下のようなものがあります。

 

瞳孔 心拍 血圧 呼吸 小腸
交感神経系 ひらく 速く 上げる 速く 運動↓ 運動↓
副交感神経系 とじる ゆっくり 下げる ゆっくり 運動↑ 運動↑

 

交感神経系は、気が立っている・興奮状態にあるときに働き(戦う、逃げる、戦うか逃げるかの判断)、副交感神経系は、リラックス状態・休息を取るときに働きます。交換副神経が働くとアドレナリンが、副交感神経が働くとアセチルコリンというホルモンが分泌をされます。

生物の教科書がお手元にあったら、ぜひ確認してみてください。今日の内容、ほんとに教科書の復習だけでしたね。