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からだに聞いて こころを調える

アメリカやヨーロッパでは、瞑想やヨガを病院のプログラムとしておこなっているところもあるそうです。

からだに聞いてこころを調える―だれにでも、今すぐできる瞑想の本

からだに聞いてこころを調える―だれにでも、今すぐできる瞑想の本

 

1日10~20分、深い腹式呼吸に精神を集中してこころの平和を回復し、心身を再活性化するボリセンコ式瞑想法。破滅的なストレスに直面している現代人のサバイバルと自己実現に必須の技法を提供する。全米でベストセラー。 原書名:MINDING THE BODY, MENDING THE MIND

病院付属の「こころ・からだ・クリニック」の創設者・所長で、ハーバード大学医学部の講師、「精神神経免疫学」を研究するジョーン・ボリセンコ博士の瞑想の本です。

 瞑想でストラスや痛みを緩和し、自分自身を理解して人生をよくする、そんな内容です。スタンフォード大学のケリー・マクゴニガル博士のヨガの本と、方向性は同じですね。マクゴニガル博士の方はほんとに入門で、内容は薄めなので、もっと知りたいなという方におすすめ。

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からだに聞いてこころを調える―だれにでも、今すぐできる瞑想の本 目次

Ⅰ 「いやし」の科学

Ⅱ コントロールの力を取りもどす

Ⅲ 不安のサイクルを断ち切る

Ⅳ 精神の集中と自己の発見

Ⅴ こころのわな――精神のトリックを見抜く

Ⅵ 枠の組み換えと創造的想像

Ⅶ 感情の痛みをいやす Ⅷ エイズと闘うサム氏の物語

ちょっと不思議だったのが、「心」と「意志」を別のものだと考えていて、「意志」で「心」をコントロールできると考えているみたいなんですよね。東洋人としては、その二つを別のものって言えないんじゃないかなと感じてしまうのですが・・・

心理学の翻訳をされている方に聞いたところ、やっぱり別物だと考えているらしく、心(動物レベル)で、精神(人間レベル)となっていて、勇気なんかは精神の方に属すると考えられているそうです。

これは、アリストテレスの思想がベースなのかな?アリストテレスの影響って、ヨーロッパの思想のあらゆるものにあって、驚かされます。

 

ボリセンコ博士の本は、DVDやCDがないのが惜しいですね。自分でテープに吹き込むように書かれてはいるんですが、できればついていてほしかったなー

後、本当に疲れているときに読むには、内容が濃すぎるので、ヘトヘトの人用のシンプルバージョンがあるといいと思います。